携帯電話 cell phone 2004 3 13
携帯電話は、まだまだ有望です。
これからも、高性能化・多機能化していくでしょう。
最近の携帯電話は、液晶画面が進化して、
従来のものに比べれば、
画面が見やすく、美しいものになりました。
携帯電話は、やがて、
デジタル家電のリモコン役となるでしょう。
CPUやOSというと、
パソコンを連想するでしょう。
しかし、携帯電話にも、
CPUやOSが搭載されているのです。
携帯電話のCPUは、
やがて、パソコン並みの高性能となるでしょう。
携帯電話のOSは、いろいろありますが、
これにも、TRONが採用されています。
携帯電話のOSとして、必要な条件は、
「コンパクトであること」、
「リアルタイムであること」です。
TRONは、コンパクトなサイズで、
リアルタイムOSなので、携帯電話には、向いています。
さらに、デジタル家電のOSにも、
「コンパクトであること」、
「リアルタイムであること」が要求されるのです。
巨艦の「ウィンドウズ」や「Linux」を、
デジタル家電のOSにするには、改造が必要です。
デジタル家電に搭載するとなると、
OSのサイズを小さくする必要があるのです。
今までのパソコンは、メモリやハードディスクが大容量化して、
それに合わせて、OSも大容量化してきたのです。
さらに、リアルタイムであることが、
家電には必要です。
パソコンは、立ち上がるのに時間がかかるでしょう。
さらに、反応速度も、OSが大容量化したので、
CPUを高速化することで対応してきたのです。
これは、「大きいことは、いいことだ」という発想なのでしょう。
自動車の車体が大きくなっても、
さらに、車体重量が重くなっても、
エンジンの馬力を上げればいいのだという発想です。
今までのOSの歴史が、こうだったのです。
しかし、自動車の性能を上げるには、別の方法があります。
自動車の車体をコンパクトにし、
さらに、車体重量を軽量化すれば、
エンジンの馬力を上げなくても、性能はよくなります。
しかも、燃費がよくなります。
OSを考える時に、
自動車で考えれば、よくわかります。